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長谷川裕也”The Last of Shoeshiner”

- イベント情報

今年の4月30日をもって靴磨き職人を引退し”靴磨き家”に転身する長谷川裕也の靴磨き職人としての札幌店での最後となるイベントを2月24日、25日の2日間で開催いたします。

「長谷川裕也”The Last of Shoeshiner”」

1.【長谷川裕也による靴磨き】税込¥10,000-

2月24日

  • 11:00〜12:00
  • 12:00〜13:00
  • 13:00〜14:00
  • 14:00〜15:00
  • 15:00〜16:00

2月25日

  • 11:00〜12:00
  • 12:00〜13:00
  • 13:00〜14:00
  • 14:00〜15:00
  • 15:00〜16:00
  • 16:00〜17:00
  • 17:00〜18:00

【ご予約に関して(重要!)】

今回ご予約はBrift H SAPPOROオンラインショップにて2月1日の21時に先着順にてオンライン販売させていただきます。

※システム上、お届け方法を選ばないといけないのですが、どれを選んでも配送料は0円と表示されますのでいずれかを選択して入力くださいませ。
※購入の際、予約時間を選ぶところはありません。
注文確定後に皆さまのご都合をお伺いしながら予約時間を振り分けさせていただきます。なるべく皆さまのご希望に沿う配慮をしながら組ませていただきます。注文の際備考欄に希望時間等を記入する等は必要ありません。まずは注文を確定させていただければと思います。

Brift H SAPPOROオンラインショップ

2.【トークライブ”長谷川裕也の20年の歩みとこれから”+長谷川直伝の靴磨きワークショップ】

  • 場所:札幌商工会議所
  • 住所:北海道経済センター 7階 第5会議室
    札幌市中央区北1条西2丁目 GoogleMap
  • 開催日:2月24日(土曜日)
  • 時間:17:00〜20:00
  • 定員:30名
  • 料金:税込¥6,000-

※磨きたい靴を持参、もしくは着用のうえご参加願います。道具はこちらで準備しますがお持ち込みいただいても構いません。

お申込みに関してはまた後日ご案内いたします。こちらのイベントは札幌市商工会議所との共催のイベントとなります。当店としても新たな試みとなりますので是非こちらもご期待ください!


・・・

少しだけ私(林田)の思いを。

長谷川さんに初めてお会いしたのは2015年の6月、靴磨きワークショップイベントに参加した時でした。それから早8年半が過ぎ、私はBrift H札幌を任せてもらい運営するようになりました。札幌店に関してはおそらく皆さんが思っている以上に長谷川さんと日々コミュニケーションをとり情報共有やご指導等いただきながら運営しています。林田一人運営のためBrift H札幌が名前だけではなくちゃんとBrift Hであるために気を付けています。

長谷川裕也のあまりの人間力のため世間ではまだまだ

Brift H=長谷川裕也

なのかもしれませんが、青山店の職人はもちろん私だってBrift Hです。

長谷川さんが心置きなく次のステージに進めるように背中をしっかり押し上げ、後ろを固めていくのは本当に私が言うのもなんですが我々Brift Hとその他Brift Hファミリーの職人やスタッフではないでしょうか。

先頭に立って靴磨きの未来、可能性を広げていける人間はきっとそんなにはいないと思いますが、長谷川裕也の可能性にいちファンとして非常にワクワクとしています。笑

これまで20年という長い年月を靴磨き職人として常に第一線で歩んできた長谷川さんですが、今年一つ区切りを迎えます。

そんな長谷川裕也の靴磨き職人としての札幌ラストイベントです。

皆さん是非よろしくお願いいたします🙇‍♂️

林田

RENDO納品会開催のお知らせ

- イベント情報

【RENDO納品会のお知らせ】

Brift H SAPPORO林田です。

突然ではございますが、RENDOのオーダー靴をご参加の皆さまで囲みながら語らう会”RENDO納品会“を2/3(土)に開催することにしました。

場所は参加人数よって決めますが、参加費は飲食代がかかりまして大体5~6千円、時間は19時半頃からを予定しています。

毎年たくさんのRENDOが一堂に会し見応えのある会となっております。

昨年オーダーしてくださった方には個別にご連絡しておりますが、それより以前にオーダーいただいた方やオーダーしたことはないけどRENDOに興味がある!という方もご参加いただけます。参加ご希望の方は本日から1週間程度を目処に林田までご連絡をお願いいたします。コメントやDM、メールや電話でも大丈夫です。

どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♂️

Brift H SAPPORO 林田

RENDO Instagram @rendoasakusa

AyamesocksのPOP UP、明日で終了いたします!

- イベント情報

Brift H SAPPOROの林田です。

昨晩は結構降りましたね。まさに今雪はねで忙しい方も多いのではないでしょうか。私も朝から車のまわりをせっせと除雪。朝から良い運動です^^

さて、タイトルにある通りですが、AyamesocksのPOP UPは明日でいよいよ終了となります!次回開催も未定ではありますので、是非まだご覧になっていない方や気になる方はお見逃しのないようお願いいたします。

靴磨きや靴修理、その他カバンなどの革製品のメンテナンス等、なんでもご相談くださいませ。

本日も皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

Brift H SAPPORO

林田

【婦人靴も可】足元を守るためのおすすめ冬用ソール3選

- 靴磨き

今期の札幌は雪が少ない印象の札幌。これから帳尻合わせるようにドッと降るかもしれないとビクビクしている林田です。

今回のブログはタイトルにもある通り、”足元を守るためのおすすめ冬用ソール3選”と題しまして、冬におすすめのラバーソールをお伝えいたします。

冬になるとよく「冬は皆さん革靴どんなの(どんなソールの)を履いているのですか??」という質問をもらいます。

まず初めに、レザーソールの靴はNGです。

滑るしレザーソールが痛むし靴の寿命を縮めます。ですので、お気に入りのレザーソールの靴は残念ながら春までおあずけ、もしくは室内限定となります。

さて、冬底仕様の革靴コーナーに並んでいる靴たちがどうにもしっくりこないということでお困りの方は多いようです。そんなときはお手持ちの革靴に冬に対応できるラバーソールを貼るという方法があるのをご存知でしょうか。もちろん新たに買った靴に貼っても構いません。

冬に対応できるラバーソールを貼って、アッパーはしっかり磨いて乾燥と水気から守って履く、というのが雪シーズンの革靴スタイルです。このスタイルにのっとってエイジングしていく靴等はきっと雪国ならではのかっこよさがあると思っています。

それではいきましょう。オススメの3選はコチラです!

足元を守るためのおすすめ冬用ソール3選

分かる人は分かるラインナップかと思います。わからない方も安心してください。下で解説して参ります。また逆に冬にオススメしないソールも少しだけご紹介いたしますのでそちらもチェックしてみてくださいませ!

1-1.Vibram アークティックソール

ラバーソール業界ではシェアNo1(おそらく)のVibram(ビブラム)社から出ている”アークティックソール”。シロクマの肉球をモデルにしたという細かい突起付きの凸部が濡れた地面や氷の上でも摩擦力を得ることができるというラバーソール界のスタッドレスタイヤです。

おそらく現状氷の上で一番滑りにくいソールかと思います。私も数年他のソール等併用しながら試しておりますので、私の体感としても一番滑りにくいです。

ソールの仕様もいくつかございますので、どのような靴にもマッチするかと思います。


フラットなタイプ。REDWINGとかUGG等の底が平坦な靴にオススメ。
セパレートタイプ。ドレスシューズにも対応しているのがこのタイプ。レザーソールの靴にもオススメ。例えば、、↓


こんな感じ。


こんなタイプもあります。底が平坦ではないヒールがあるタイプのラバーソールです。

メリット・・・現時点で一番氷の上で滑りにくい
デメリット・・・ドレスシューズに貼ると横から見たときにソールの凸凹が気になるかも(ドレス感が多少損なわれる)、雪が無い時期に履くと少しソールが柔らかく感じ、それが微妙に感じるかも(個人差あり)

また婦人靴は踵の設置面(リフト)のパーツが合わないことが多く、リフトに関しては要相談にて対応させていただきます。

とにかく滑りたくない方、冬でも外をたくさん歩く方にオススメします。

1-2.ミシュラン ウィンターソール

次にオススメしたいのが、”ミシュラン ウィンターソール”。世界的有名なタイヤメーカー”ミシュラン”が手掛けているとあってグリップ力と耐久性に定評はあります。これまでおすすめしていたリッジウェイソールに代わり林田がおすすめするソールです。是非お試しいただきたいです。

メリット・・・ウィンターソールといいながらオールシーズン気兼ねなく履ける、デザインが◎、耐久性が高く長持ちする。アークティックグリップよりも安価。
デメリット・・・少し重さを感じるかも(アークティックより片足で30g重い)アークティックソール、1-3で紹介するピラシートに比べると氷の上で滑りやすい(雪の上のグリップは大丈夫)。

こちらも婦人靴でヒールの設置面が狭い靴に関してはパーツが合わないことがあるのでこちらも要相談にて承ります。

デザインが気に入った方はもちろんですが、そこそこ滑りにくいならオールシーズンで履ける方がいいやーという方にオススメです。接地面からの高さもそこそこあるので、雪がアッパーにつきにくかったり、水たまりに多少入っても気にならなかったりすると思います。近年高騰しているアークティックグリップより安価なものがよいという方にもおすすめです。

1-3.日本製 ピラシート

ドレスシューズに対しては林田イチオシのラバーソールがコチラの、”ピラシート(日本製)”です。ピラシートにはフランス製やイギリス製などもありますが、当店では色々と試した結果日本製を採用しております。

メリット・・・ドレス感が一番高い(林田調べ)、上に紹介した2つより費用がかからない、アークティックソールよりやや劣るが雪の上でも滑りにくい。
デメリット・・・アスファルトで削れやすいので上に紹介した2つよりも耐久性が低い

婦人靴でもどのような形のソールにも対応可能です。婦人靴ですとパーツの範囲が狭いため、紳士靴より割安にてご案内可能です。

ドレス感を損ないたくない、スマートに雪対策したい方にオススメです!

ここまで冬にオススメのソールを紹介させていただきましたが、

冬にオススメしないソールもご紹介します。もしこのソールの仕様で履いている方がいたら要注意!です。

冬にオススメしないソール

それでは簡単に解説!

2-1.レザーソール

冬は路面が濡れていたり、雪で覆われていたり、氷上になっていたりとレザーソールにとって良いことは何一つありません。
オススメしないというよりはもはやNGです。
当店に持ち込まれる靴でたまに冬でも無理やり履いているな、、という状態のレザーソールを見ることがありますが、革が黒ずんで硬くなって傷んでいることが多いです。


レザーソールは雨雪対応ではありません。避けるのがマストです。

どうしても冬でもその靴を履きたかったら上で紹介したアークティックソールやピラシート、その他のハーフラバーソールを貼りましょう。

2-2.ダイナイトソール等の硬めのラバーソール

多少凸凹があるからいけるかな、、と一見思うのですが案外滑ります。特に氷の上が危ないです。私も冬はどうしてもダイナイトソールの靴の出番は減ってしまいます。ラバーソールの中ではドレス感が高く大好きなソールなのですが、冬には不向きです。

このような雰囲気のソールです。

余談ですが当店のお客様で「冬でもダイナイトソール大丈夫だよ!」という方がいますが、体幹がバキバキに鍛え上げられている方です。挑戦したい方は自己責任にてお願いいたします(笑

以上、冬に大活躍のオススメソール3選をご紹介して参りました。当店でいつでも承っておりますので、是非お持込ください。ささいな相談ごとでも大丈夫です。お気軽にご来店くださいませ。

林田

【Brift H SAPPORO】
住所:〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西8丁目11-2 島屋ビル 2F-C
電話番号:011-596-7969
MAIL:shoeshine@brifth-sapporo.com

営業時間:12時〜19時(日のみ18時)
定休日:水、第4火

1/5より営業初め。どうぞ本年も当店をよろしくお願いいたします。

- 日常

Brift H SAPPOROの林田です。

2024年は明日の5日より営業開始いたします!

昨年は3月末から11月中旬まで靴磨き大会との戦いだったと言っても過言ではありませんでした。その節は臨時休業など、普段当店をご利用いただいている皆さまにはご不便をおかけして大変申し訳ありませんでした。

備忘録としてもここに記しておことう思いますが、昨年の一年を表す漢字一文字は

”苦”

でした。ロンドン世界大会で優勝したにも関わらず”なんてネガティブな!!!”とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは決してネガティブな考えではなく結果として苦しかったと自分が感じただけのことでございます。だらだらと書くことは控えますがここまで苦しい一年はなかったという印象です。

ただ、ここまで苦しい思いができる人間もなかなかいないよな、とすぐポジティブ変換です!(実際はすぐではないが笑)今年はこの苦しい経験の反動でどこまでも高みを目指せるような、そんな気分なのです!!!!!

そんなわけで普段私のことをよく知ってくださっている方以外は何を言っているんだ?!って感じかもしれませんが、きっと今年はBrift H SAPPOROがさらに盛り上がる年になりますので、引き続きご利用、応援のほどよろしくお願いいたします!

靴磨き、靴修理、靴以外の革製品のケア、修理などのクオリティをどんどん上げていき、納期もできるだけ短くできるよう努力します。

そしてご利用いただける皆さまが喜んでくださるような催しを色々と企画して2024年も素晴らしい一年にしていきたいと考えている所存です。

ただ、私もまだまだ未熟であることには変わりありません。引き続き皆さまのご指導ご鞭撻を頂戴したいと思っていますので、何かご意見、アイデア等ありましたらいつでも遠慮なくおっしゃっていただきたいです。

まずは北海道の靴磨き文化、革靴文化をより一層盛り上げること、そしてそれを日本全国に波及させ、さらには世界へ。当然私一人では無理な話です。

ご覧いただいている皆さま一人一人のお力があってのことだと思います。

是非皆さんで世界の足元輝かせていきましょう!!!私がそのお役に少しでも立てれば光栄ですし、そのために当店があります。

どうぞ本年もBrift H SAPPOROをよろしくお願いいたします。

林田