そろそろ北海道が恋しくなってきたTHE LOUNGE by Brift Hの林田です。
6日目もひたすらに経験値を積みました。もう本当に一足一足経験あるのみです。
そしてただひたすらに磨くだけではダメです。
この目の前の一足をどう最高に仕上げるか。それを考えて一手一手磨いていきます。
磨く前の靴を目の前にした時に
完成形を想像するのが大切
と教えていただきました。
一足一足状態が違う靴をその都度想像し、一定の時間内に最高に仕上げるのは決して容易ではありません。
色々と教えていただきながらBrift Hが国内最高峰の靴磨き店であることを改めて痛感します。
シボ革。つま先はシボ感が弱くワックスも乗りやすかったです。カカトのシボ感が強めでそこをどのぐらいワックスを乗せるのが正解か、、好みが分かれると思いますが、ほどほどにしました。
今回の東京研修50足目の磨きははaldenのカーフのvチップ。私もたまたま同じモデルを所有しておりましたので、お客様との会話も弾みました。
aldenのコードバン。ワックスがダマになって乗ったような箇所にネルの繊維が付着してそれを取るのに手間取られたり、、水研ぎも丁寧にやらないと綺麗に仕上がらないです。
ベーメルのビスポーク。こちらもシボ革なので全体のバランスを整えつつ鏡面に。いかにも埋めましたって感じの鏡面はあまりカッコいいとは思わないのでカカト周りはほどほどに。
wescoの一足。オイル分を含んだレザーなのでベースは多めに。こちらも全体のバランスが重要。ヴァンプの光沢にも注意しました。
ブローグやキャップがないプレーンな靴はグラデーションが重要です。ワックスがしっかり載っているところと乗っていないところの境目をいかに自然につなげるか。
つま先のキズが酷くキズは目立たないようにある程度の光沢を出しました。鏡面の工程に入ってからもただワックスとネルだけを使えばよいというわけではないことを学びました。
と、このような感じで一足一足全部違う靴です。まだまだ経験が足りないなと感じますが、まさにこれからですので後半戦も楽しく学んでいきたいと思います!^_^最高の環境に感謝です。
LOUNGE 林田
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