Craftsman Watch Japan/ARTISAN WATCHとは【”眼鏡・時計の内村” POP UP 2022】

【イベント情報】

”眼鏡・時計の内村” POP UP 2022

期間:1/29〜2/6(29、30のみ内村氏在店。当店の営業時間に準ずる)

今回のイベントでは

1.ヴィンテージウォッチ(SEIKO、OMEGA(女性向け))の販売
2.時計ベルトの販売、Crevaleathco(クレバレスコ)によるオーダー、ベルトのワンタッチ取付加工
3.内村さんの新ブランド”The Craftest Eyewear”のオーダー

の豪華3本立ての内容となっています。一昨年の10月に開催させていただいたPOP UPでは1.と一部ベルトの販売のみでしたから、今回はかなりパワーアップした内容となっていると思います。内村さんの勢いを感じます!

さて、今回のブログでは1.のヴィンテージウォッチのことについてご説明したいと思います。一昨年のブログでも結構書いていますのでちょこちょこ引用させてもらいながら改めてお伝えしていきます。

”Craftsman Watch Japan/ARTISAN WATCH”は創業75年、横浜に店を構える「内村時計店」の三代目であり時計修理技師である内村太郎氏が2019年に

「本当に良いヴィンテージウォッチとは何なのか?」

を突き詰めてスタートしたブランドです。

突き詰めた先にあったものは何か。

それは、1960年代後半〜70年代前半のSEIKOとOMEGA(女性向けのみ)であり、洗練されたデザインと現在でも問題なく修理可能な構造であること、それこそが現代における良いヴィンテージウォッチなのではないかと内村氏は考えます。

多くのヴィンテージウォッチ店がメンテナンスを外部に委託する中、時計修理技師である内村さん自身が買付け、 オーバーホールメンテナンス、販売、アフターサービスまで行っているというところも安心感があります。

SEIKO ロードマーベル36000(¥88,000)

Craftsman Watch Japanの顔とも言える”ロードマーベル36000”(1967~1978年 )

日本初の10振動(ハイビート) ムーブメントが搭載され、後期GRAND SEIKOの基礎と なったモデルです。1968年、世界中の時計メーカーが精度を競ったジュネーブコンクールで機械式時計において1位を獲得。これ以降コンクールは廃止されましたが、これはロードマーベル36000に脅威を感じたスイスが、名誉を守るために廃止したという逸話もあるほどです。

50年経った今でもメンテナンスを行うことで非常に高い精度を保つことが出来る優れたヴィンテージウォッチです。 シンプルな外見とは裏腹に、超高性能ムーブメントが搭載されたロードマーベル36000は、まさに「羊の皮をかぶった狼」と内村さんも形容しています。

ケースサイズは幅34mmでクラシックな雰囲気がお好きな方にはドンピシャでハマるサイズ感だと思います。ケースの厚みも薄く(約9mm)着用していてなんらストレスを感じさせません。文字盤の視認性も非常に高く時計としての必要十分な機能を満たしてくれているのではないでしょうか。シンプルがゆえに計算され尽くしたであろうデザインの美しさは吸い込まれるようにずっと見ていられます。

SEIKO ロードマーベル36000ブラック(¥110,000)

今回のイベントの最初の告知にもこちらのロードマーベル36000ブラックの写真を使わせていただきました。SEIKOにお詳しい方でしたら「何だ!このSEIKOは!?」となるに違いありません。なぜかと言うとロードマーベルに黒文字盤のものは存在しないからです。ではこれは?実はこちら、内村さんのオリジナル案で文字盤のみ黒で仕上げたロードマーベル36000になります。単純に「黒文字盤のロードマーベルがあったらかっこよくない?」という自由な発想から生まれたCraftsman Watch Japanの新定番とも言える一本です。このロードマーベルブラックが買えるのは世界でCraftsman Watch Japanだけです。

KING SEIKO(¥115,500)

GRAND SEIKOに次ぐSEIKOとして名を馳せていたモデル。手巻きに加えて自動巻きの物もございます。ムーブメント自体はGRANDと同じものを使用しつつ価格が抑えられています。SEIKOの中でも玄人感があり、時計好きの中での評価は高く、近年復刻されたことでも話題となりました(その復刻モデルは賛否両論あったみたいですが^^;)こちら当時のものをできる限り内村さんがメンテナンスしたものになりますので復刻ではなくオリジナルです。

GRAND SEIKO(¥176,000)

SEIKOの王様、GRAND SEIKO。高級感と存在感があります。いつかは自分もGRAND SEIKOを、、、という方も多いのではないでしょうか。現行品よりは大変リーズナブルな価格ですがムーブメントの精度は現行品に引けを取ることなく長く愛用していただけます。ここまでクラシックな雰囲気は現行品では見られないのはないでしょうか。決して嫌味になることのない高級感です。

OMEGA(女性向け)(¥66000)

ARTISAN WATCHから女性向けOMEGAのご紹介です。

約50年前の1960〜1970年代のOMEGAです。 『年数が経っていても綺麗』にこだわり、オメガレディースモデルの中で精度、品質が高く傑作と称されるムーヴメント(cal.620,625 etc)が使用されたもののみを展開しています。

華奢で上品。女性らしい可愛らしさもあり、しっかりクラシックな雰囲気。是非イベント期間中店頭にてお試しいただきたいです。

以上が今回販売させていただくヴィンテージウォッチの紹介となります。

SEIKOでトータル15本、OMEGAで10本程ご用意させていただく予定となっております。本数限定で各デザイン1点ずつといった内容になると思いますので、気になる方は是非お早めのご来店をよろしくお願いいたします。

リダンについて

さて、もう少し今日のブログには続きがありまして、上にズラズラーっと写真を載せていましたが、普段ヴィンテージウオッチに馴染みがない方はそんなに違和感なかったかと思いますが、馴染みがある方の中にはこう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「やけにキレイじゃない?50年以上も前の時計だよね?」

おっしゃる通りです。Craftsman Watch JapanのSEIKOは必要な個体に関してはすべて文字盤を「リダン」と言って文字盤のみ新しいものと交換しています。通常古い腕時計の文字盤はこのような感じです。

それをリダンすることで、、

ここまで美しく蘇ります!このリダンに関してはさらに専門の職人さんがいらっしゃるそうで、内村さん自身がたくさんの方に依頼しようやく心から納得のいく職人さんに出会えたそうで、そこにお願いしてリダンを行っているとのこと。細かいところまで見ていくと隅々まで内村さんの拘りを感じていただけると思います。
文字盤も完全にオリジナルが良いという方もいらっしゃると思いますが、それこそ文字盤を含めてコンディションが良いものを探すのは大変難しく、仮にあったとしても高額であったりします。Craftsman Watch Japanのリダンは文字盤のみが新しくなっており、上の写真でいうと数字や”SEIKO”のロゴなどはそのまま再利用しています。

今日のブログは長くなってしまいましたが、この辺で。また続きを後日書いていきますのでお楽しみに!^^

眼鏡・時計の内村公式HP

林田

【Brift H SAPPORO】
住所:〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西8丁目11-2 島屋ビル 2F-C
電話番号:011-596-7969
MAIL:shoeshine@brifth-sapporo.com

営業時間:11時〜19時(日のみ18時)
定休日:水、第4火

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